「社団」とは、人の集合体で団体としての組織があるものです。人の集合体である「社団」に法人格を付与したものが「一般社団法人」です。
これに対して、「財団」とは、一定の目的のもとに結合された財産の集合体のことです。
300万円以上の価額の財産の集合体である「財団」に法人格を付与したものが「一般財団法人」です。
非営利団体が簡単に法人格を取得できるのが一般社団・財団法人の利点で、例えば町内会、同窓会、サークルなど共益的な活動をする組織に向いています。ここでいう非営利とは、株式会社のように剰余金の分配を目的としないということを指します。